1998年6月19日
ここらへんで集まろう会 北九州
この日は梅雨の影響で、朝からどしゃ降りの雨。
ところが夕方にはすっかり雨も上がり、「今日は傘を忘れないように・・・」
と自分に言い聞かせながら会場となった黒崎に向う。
今回出席してくれた人は、(敬称略)
川上秀二(1組)、中川博文(1組)、松野秀樹(1組)、吉宗尚(1組)、谷口勝之(2組)、
幸後芳生(3組)、田中裕(3組)、榎枝茂幸(5組)、島正喜(5組)、
田中正治(5組)、渡辺和則(5組)、三上博喜(8組)、高橋(旧姓:田中)由紀美(8組)、
そして事務局から吉田祐司(1組)と私が参加させてもらい、15名の参加。
開始時間の7時にはほとんどが揃い、待ち時間があったからと川上秀二君と中川博文君、吉宗尚君は
すでに赤い顔でやってきた。中川君は住まいが福岡市なので地区でいうと福岡地区に
なるのだが、仕事が北九州だからと北九州に参加してくれた。勿論福岡で集るときも
参加すると、はりきっていた。
宴が始まると、お互いクラスも違い、良く知らない同士もいることから、
自己紹介から始まった。
自己紹介が終わったところで、高橋由紀美さんが駆けつけ、もう一度最初から
自己紹介をやり直すこととなる。
女性がやってきたということで、雰囲気も何やら華やかになり、
誰もが一回目の自己紹介より、二回目の自己紹介の方が一言も二言も多くなったように
思えたのは私だけだろうか?
やがて宴も賑やかになり、私のPHSは誰かの手に渡ったまま30分ほど帰ってこない。
また誰かが電話攻撃の犠牲になっているようだ。
幹事の松野君は「今まで話をしたこともない同士が多いから、盛り上がらないんじゃないか」
と心配していたが、たとえ一度も話をしたことがなく、
「ときめいた刻」を共有できる話題はなくても、
まるで旧知の友人のように笑い、今の話題で盛り上がる。
誰もが「ときめく今」を楽しんでいるようだ。
二次会には、三上博喜君が合流し、頭髪の具合が高校の時と
変わっていないことに驚かされる。
12時をまわった頃、宴はお開きとなり、
「まだ、いいじゃないか」という声を残しながら、
それぞれに同じ方向の人同士でタクシーに乗り込んでいった。
今回福岡市や小倉南区など遠くから参加してくれた人、
忙しい中を都合をつけてくれた人、みんなに感謝します。
そして幹事役を買って出てくれた松野秀樹君(1組)が、
北九州地区の全員に往復はがきで出欠を確認してくれたおかげで、
住所が変わった人や不明の人の住所が新たに分かるなど、
松野君の苦労に感謝すると共に、
美味しい料理と二次会の手配までしてくれていたことに感激しています。

【榎枝、松野、幸後、吉田、渡辺、高橋、内田、島、谷口、中川、田中正治、吉宗、田中裕、川上でした】
1998年5月20日
ここらへんで集まろう会 関東
赤坂東急ホテル。ここが、今回の待ち合わせ場所となった。
最初に現れたのが、原行雄君(7組)。建築設計事務所の社長には見えない程若々しく、
屈託のない笑顔がそこにあった。やがて、携帯電話に樫本謙一君(4組)から連絡が入る。
「ホテルに居るんだが、場所がよう分からん」しかし、こちらからはよくわかった。後姿なので、
顔は確認できないが、電話を片手にノッシノッシと歩く、肩幅の広い大男はまさに"柔道部カシケン"である。
3人がロビーで他のメンバーを探していると、喫茶店で我々を探す様子もなく、ゆったりとトマトジュースを
飲みながらくつろいでいる男、あれは小林喜平君(1組)ではないか。あいかわらずのマイペースである。
そして今回の紅一点、荒井都志子さん(尾上:4組)から「ロビーに居る」と電話が入る。
私がロビーを探すが見つけられない。すれ違った上品な女性に原君が声をかける「尾上さん!」
とても同級生とは思えない若々しい女性が、素敵な笑顔で立っていた。ここで今回の集まろう会の
結論を言ってしまえば、最大の収穫は、尾上さんに会えたことと、関東地区の女性が良く連絡を取り合って、
会っているという話を聞けたことである。
やがて大御所の山上勉君(6組)がやってきた。頭の白髪はかなり増え、当時よりずいぶんと太っている。
そのかっぷくの良い紳士が、席に座るなり扇子を取り出し、パタパタやりはじめた。ユニークなキャラクターは、
今も健在である。そして最後の登場となった井上哲郎君(4組)が現れる。
一瞬ホテルのマネージャーかいな、と思えるほどかっこいい!すらりと背が高く、ダークスーツを
オシャレに着こなしている姿は、とてもバンカラ鞍高OBとは思えない。急に血圧が高くなったため、
酒を飲まずにウーロン茶で最後まで付き合ってくれたが、これを書きながら「あの時がテツロー最後の
姿だった・・・」なんて洒落にもならない、と心配している。(一度、那須繁君の病院で検査してもらったほうがいいと思う)
宴は「アイツはどうしている」「この前、あの人に会った」などの話で盛り上がり、とても東京とは思えぬ
言葉が飛び交う。
やがて九州の"集まろう会"のたびに、現場から携帯電話で連絡してくる野田脩二君に「復讐しよう!」と
いう話が持ち上がる。ところが電話がつながらない。「今回のことを察知して逃げたな」と誰かが言う。
こうなると酔っ払い7人を乗せた暴走バスは、もう止まらない。関東地区の名簿を片手にカシケンが、
誰かに電話し始める。ひとしきり話が終わると携帯電話は喜平の手に渡る。「なんしよっとや?」
「あんたに電話しよったい」「どこにおるとや?」「カシケンの隣たい」・・・原が誰かに電話を
かけている。その電話がベンちゃんに渡される。松尾千尋君につながっている電話をベンちゃんは、最後まで
赤司君と間違えて話している。(松尾千尋君ごめんね:ベン)そんな光景をあきれながら眺めていた尾上さんも
テツローから電話を渡され、それはそれで話が弾んでいる。
そして、野田君に再び電話する・・・つながらない。また名簿の人たちが一人、二人と犠牲になっていく。
ついにこの暴走バスは、野田君に電話がつながるまで延々と続き、野田君につながったとき、宴も
お開きとなった。
ここで、男ばかりに電話しているときに「女性と話がしたい」と田村優子さん(高津:2組)に電話してしまった
喜平の勇気と、それを笑顔?で答えてくれた高津さんに感謝する。更には私の出張の連絡が遅かったために、
他の多くのメンバーに連絡が出来なかったことをお詫びし、夜中の電話に快く?応対してくれた
皆さんに心よりお礼申し上げます。
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